
【埼玉県加須市】屋根の葺き替え工事|アパート金属屋根カバー工法で雨漏り対策
| 建物種別 | 賃貸アパート |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県加須市 |
| 築年数 | 築20〜30年前後 |
| 構造 | 軽量鉄骨造 |
| 間取り | 1K〜2DK中心 |
| 戸数 | 8戸程度 |
| 施工箇所 | 屋根全面(スレート屋根 → 金属屋根カバー工法) 棟部・貫板・棟板金・役物部 |
| 工期 | 5日程度 |
| 施工内容 | 既存スレート屋根の上から防水シート(改質アスファルトルーフィング)を施工し、ガルバリウム鋼板の金属屋根材を葺き上げるカバー工法による屋根葺き替え工事を実施しました。 軒先から順に屋根材を施工し、水の流れを考慮した重ね方向と納まり精度を確保。あわせて雪止め金具を設置し、安全性にも配慮しています。 棟部には新たに貫板を設置したうえで棟板金を施工し、雨水の侵入リスクが高い箇所を重点的に防水処理しました。 既存屋根を撤去しないことでコストと工期を抑えつつ、防水性能・耐久性・美観を同時に向上させた屋根改修工事となっています。 |
加須市の賃貸アパートで屋根葺き替え工事|スレート屋根から金属屋根へカバー工法で耐久性向上
埼玉県加須市の賃貸アパートにて、既存スレート屋根の上から防水シートと金属屋根材を施工するカバー工法による屋根葺き替え工事を行いました。
今回の現場では、屋根全体に経年劣化が見られ、防水性能の低下による今後の雨漏りリスクが懸念されていました。そのため、既存屋根を撤去せずに施工できるカバー工法を採用し、防水性・耐久性・美観をまとめて向上させる工事をご提案しました。
- 施工エリア:埼玉県加須市
- 建物種別:賃貸アパート
- 工事内容:屋根葺き替え工事(カバー工法)
- 工法:スレート屋根から金属屋根への改修
- 施工箇所:屋根全面・棟部・役物部
施工前の状態|スレート屋根の色あせと防水性能低下が進行
施工前の屋根は、スレート材表面の色あせが進み、経年による防水性能の低下が確認できる状態でした。

スレート屋根は、表面塗膜が劣化すると水を弾く性能が徐々に落ち、雨水の影響を受けやすくなります。特に棟部や重なり部は風雨の影響を受けやすく、劣化が進行すると雨漏りや下地材の傷みに発展するおそれがあります。
- スレート屋根全体に色あせが見られる
- 既存防水性能の低下が進行
- 棟部・重なり部からの浸水リスクが高まる状態
- 放置すると雨漏りや下地腐食につながる可能性がある
今回のような賃貸アパートでは、雨漏りが発生してから対応すると入居者様への影響も大きくなります。そのため、劣化が表面化している段階で予防的に改修を行うことが、結果として維持管理コストの抑制にもつながります。
施工の流れ(屋根カバー工法)
① 既存屋根の確認・清掃・下準備
まずは既存屋根の状態を確認し、施工に支障が出ないよう清掃と下準備を行います。
カバー工法は既存屋根を活かして施工する工法のため、下地の状態確認と施工前の整え方が仕上がりに大きく影響します。特に屋根面に不陸がある場合や、既存部材の浮きがある場合は、後工程に影響しないよう事前確認が重要です。
② ルーフィング(防水シート)施工
既存スレート屋根の上から、改質アスファルトルーフィングを丁寧に敷設していきます。

このルーフィングは、屋根の防水性能を支える非常に重要な工程です。仕上げ材である金属屋根の下で、万が一雨水が侵入した場合にも、内部へ水を通さないための防水層として機能します。
ルーフィングはただ敷けば良いわけではなく、重ね幅や流れ方向を正確に守ることが大切です。水の流れに逆らわない納まりにすることで、防水層としての性能をしっかり発揮させます。
③ 金属屋根材の施工(軒先から葺き上げ)
防水シート施工後は、ガルバリウム鋼板系の金属屋根材を軒先から順に葺き上げていきます。

金属屋根は軽量で耐久性が高く、既存屋根の上から施工するカバー工法との相性が良い材料です。賃貸アパートのように長期的な維持管理を重視する建物では、今後のメンテナンス負担を抑えやすいという大きなメリットがあります。
また、屋根材の重なり方向や差し込み精度が悪いと、仕上がりの見た目だけでなく排水性や防水性にも影響するため、板金同士の納まりをひとつひとつ丁寧に確認しながら施工を進めました。
④ 雪止め金具の設置
金属屋根施工とあわせて、雪止め金具も所定位置に設置しました。
雪止めは積雪時の落雪防止に役立つ部材で、隣地や通路への影響を抑えるうえでも重要です。賃貸物件では入居者様や周辺環境への配慮も大切になるため、こうした付帯部材の設置も仕上がりの一部として丁寧に行います。
⑤ 貫板設置(棟下地形成)
屋根材の施工後は、棟板金を固定するための下地として貫板を設置します。

棟部は屋根の頂部にあたるため、風雨の影響を受けやすく、雨漏りが起こりやすい箇所のひとつです。そのため、棟下地の精度が甘いと、のちに板金の浮きや隙間につながる可能性があります。
今回も屋根形状に合わせて貫板をしっかり納め、棟板金が無理なく収まるよう下地を形成しました。
⑥ 棟板金取付
貫板設置後、棟板金を新規で取り付け、屋根の頂部を仕上げていきます。

棟板金は雨仕舞いの要となる部位であり、役物同士の取り合いまできれいに納めることが防水性確保には欠かせません。

特に屋根の交点や棟の接続部は板金加工の精度が問われるため、雨水の流れを意識しながら施工しました。
⑦ 最終確認・施工完了
各部の納まりと固定状態、防水上問題がないことを確認し、屋根葺き替え工事は完了です。
ブラック系の金属屋根により、屋根全体がシャープで引き締まった印象になり、美観面でも大きく改善されました。
施工後の状況|防水性・耐久性・意匠性を兼ね備えた屋根へ刷新
施工後は、既存のスレート屋根から金属屋根へと改修されたことで、今後の雨漏りリスクを抑えながら、長期的な耐久性を見込める屋根に生まれ変わりました。

- 屋根全体の防水性能が大幅に向上
- 軽量な金属屋根により建物への負担を軽減
- 棟部まで一新し、雨仕舞い性能を確保
- ブラック系の仕上がりで美観も大きく改善
- 今後のメンテナンス周期を長くしやすい仕様に更新
屋根工事では、仕上がった後の見た目だけでなく、見えない下地や防水層の精度が建物寿命を左右します。今回もルーフィングの重ね方、板金の納まり、棟部の下地形成まで丁寧に施工することで、長く安心していただける状態へ整えました。
今回の工事で得られたメリット
既存屋根を撤去しないカバー工法で工事負担を抑えやすい
改質アスファルトルーフィングにより防水層を再構築できる
ガルバリウム鋼板屋根で耐久性と軽量性を両立できる
棟板金・役物まで更新することで雨漏りリスクを抑えやすい
賃貸物件としての美観と維持管理性の向上につながる
職人コメント|屋根は仕上げ材だけでなく“見えない防水層”の精度が重要です
今回のような屋根改修では、「金属屋根を被せる」こと自体よりも、その下にある防水層の作り方や、棟部・取り合い部の納まり精度が非常に大切です。
特に棟部は雨漏りリスクが高いため、貫板の設置精度や板金の重なり、固定位置まで細かく確認しながら施工しました。
屋根は普段なかなか目に入らない部分ですが、建物を長く守るためには早めの改修が重要です。色あせや劣化が見え始めた段階で対策しておくことで、大きな修繕を避けやすくなります。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 屋根カバー工法とはどのような工事ですか?
既存の屋根材を撤去せず、その上から防水シートと新しい屋根材を施工する工事です。廃材を抑えやすく、工期やコストの負担を軽減しやすい点が特長です。
Q2. スレート屋根から金属屋根にするメリットは何ですか?
金属屋根は軽量で耐久性が高く、建物への負担を抑えながら長期的な防水性向上を目指せる点がメリットです。見た目もシャープに仕上がりやすく、賃貸物件の外観改善にもつながります。
Q3. 雨漏りしていなくても屋根工事は必要ですか?
はい。雨漏りが起きてからでは、屋根材の下地や室内側まで被害が広がっていることもあります。色あせや劣化が見えている段階で改修することで、結果的に修繕費の拡大を防ぎやすくなります。
Q4. 棟板金や貫板も交換した方が良いのですか?
棟部は屋根の中でも特に雨仕舞いが重要な箇所のため、屋根改修時にあわせて下地から更新することで、将来的な不具合リスクを抑えやすくなります。今回の現場でも新設しています。
Q5. 賃貸アパートでも屋根改修は早めに行った方が良いですか?
はい。賃貸物件は入居者様の生活や募集状況にも関わるため、雨漏りが発生してからでは対応負担が大きくなります。計画的な屋根メンテナンスは、建物価値維持の面でも有効です。
加須市で屋根葺き替え工事・屋根リフォームをご検討の方へ
今回の加須市の賃貸アパート屋根改修工事では、既存スレート屋根の上からルーフィングと金属屋根材を施工するカバー工法により、防水性・耐久性・美観をまとめて改善しました。
屋根は劣化していても日常では気付きにくい部分ですが、放置すると雨漏りや下地腐食につながり、結果として工事規模が大きくなることがあります。
「色あせが気になる」「築年数的にそろそろ心配」「アパートの維持管理をしっかり進めたい」といった場合は、早めの点検・ご相談がおすすめです。
加須市周辺で屋根葺き替え工事、金属屋根カバー工法、アパート屋根リフォームをご検討の方は、どうぞお気軽にご相談ください。



















